車中泊避難 -準備すべきものとリスク回避は?災害支援のプロが解説!

はじめに

感染症対策といった観点からもメリットがある車中泊避難。熊本地震での車中泊避難者の急増もあり、近年注目が高まっています。

今回は、自家用車を持つ人なら知っておきたい「車中泊避難のコツ」について詳しく紹介しています。普段から車に準備しておきたいものやエコノミークラス症候群のリスク回避についても解説しているので、日ごろの防災の参考にしてみてください。

※緊急避難行動での車の使用と災害発生後の避難所における車中泊は全く異なるものですが、車中避難という言葉で一括りにされているため両者が混同しているのが現実です。私たちはフェーズの違いを明確にし、緊急避難で車を使用することを「自動車避難」、避難所生活における車の使用を「車中泊避難」として表現しています。ここでは車中泊避難について記載しています。

この記事は、さんすい防災研究所代表 山﨑水紀夫 監修でお届けします。
さんすい防災研究所については、団体概要をご覧ください。

山﨑水紀夫

さんすい防災研究所 山﨑水紀夫

高知のボランティア元年と言われる1998年の豪雨災害において、災害ボランティアセンターの代表を務めて以降、日本各地の22の災害支援に関わってきた。高知県職員として35年間の勤務の後「災害にも強いまちづくり」のお手伝いをしたいとの思いで、「さんすい防災研究所」を設立。
多様な経験で培われた現場力とバランス感覚で、車中泊避難の受け入れ訓練などの講演・研修も行っている。

自治体や防災組織など、車中泊避難の受け入れについて知りたい方は、車中泊避難所受け入れ訓練 のページをご覧ください。

山﨑水紀夫が代表を務める高知防災プロジェクトが実施した、全国初の車中泊の受け入れに特化した避難訓練については「内閣官房の国土強靭化 民間の取り組み事例集(避難生活における車中泊受入訓練 PDF)」にて詳しくご覧いただけます。

車中泊避難(車中避難)とは?

車中泊避難所受け入れ訓練

「車中泊避難」とは、災害時に車を活用して、避難生活をすることです。

「車中避難」と言われることもありますが、車での緊急避難との混同を避けるため、ここでは「車中泊避難」とします。

避難所での生活に比べて、感染症対策・空調管理ができる、プライバシー空間が確保できる、ペット同伴の避難ができる、防犯対策などのメリットがあります。

エコノミークラス症候群のリスクなど、体育館避難などと比べて高まるリスクもあるため、きちんとした対策をとることも重要です。

※今回のテーマは “避難生活における車中泊” です。”緊急避難” とは異なるのでその点を留意ください。

車中泊避難の背景

震度5程度の余震が続いた熊本地震では、屋根の下で生活することを不安に感じた多くの被災者が車中泊避難を経験しています。大型展示場のグランメッセ熊本では、車中泊避難車が集中し2000台を超えるほどでした。

また、新型コロナウイルスの流行によって、避難所での感染症対策にも課題が出てきています。

そのような背景もあり、車中泊避難の注目が高まっています。

車中泊避難のメリット・デメリット

感染症対策や空調管理ができたり、プライバシー空間が確保できたりとメリットがある一方、エコノミークラス症候群などのリスクもある車中泊避難。適切な対策を行うためにも、ここでメリットとデメリットをまとめてみます。

メリット

  • 感染症対策ができる
  • プライバシーを確保できる
  • 慣れた車なので安心感があり落ち着ける
  • 空調による暑さ・寒さ対策ができる
  • 鍵をかけられるため防犯面で有利
  • 事情があり避難所を利用しにくい人にも適している(支援の継続が重要)
  • ペット同伴の避難ができる
  • 電源の確保が容易
  • 避難所からの移動が簡単
  • 重さのある避難グッズを備えておける

プライバシー・防犯面でも安心でき、特殊な事情を抱えた方も個々の状況に合わせた避難生活ができることが大きなメリットです。

デメリット

  • エコノミークラス症候群(死亡リスク)のリスク対策が必要
  • 車内が窮屈だとストレスや不調の元となる
  • ガソリンが供給できていることが条件となる
  • 積雪時は一酸化炭素中毒の危険性も
  • 避難所にはあるトイレや物資がないことも(自治体が避難所として位置づけ仮設トイレ等の配置が必須)
  • スペースが限られるため人数に制限が出る
  • 車種によっては車中泊が難しい(セダンタイプ)

車内の狭さによるデメリットが目立ちます。
中でもエコノミークラス症候群のリスクは深刻なため、きちんと対策する必要があります。とはいえ、個人の心がけでリスク回避ができます。

この記事でもエコノミークラス症候群の対策について解説するので、有事の際に備えて知識を持っておきましょう。

平時から備えを!車中泊で避難をするための準備

車中泊避難をする際の心構え

災害時の車中泊は、レジャーでの車中泊とは違い、不安な気持ちを抱えた状態で行うことになります。また、建物の避難所とは異なる点があることや、リスク対策の必要があることも覚えておきましょう。

必要なものを車に準備したり、避難訓練として車中泊を体験してみるなど、日ごろから備えをしておくことで、より快適に過ごすことができます。

まずは、何を備えておくといいのかまとめました。順番に確認してみましょう。

最低限準備するもの

目隠しにサンシェードやタオル

プライバシー確保のため、窓をふさげるものを準備しておくと便利です。

サンシェードや、タオル、新聞紙、段ボールなども役にたちます。
サンシェードは暑さ対策にも有効なので、車に積んでおくとよいでしょう。

マットや布団でクッション性を確保

寝床の快適性を保つためにも、エコノミークラス症候群を予防するためにも、車内をフルフラットに近づけることが大切です。

銀マットやタオルなどを活用し、凹凸をできるだけなくしましょう。

シートの足元には高さのある段ボール箱を置くことで、足を上げて寝られるようにすると快適です。荷物入れにも活用できます。

日よけと断熱シートで暑さ・熱中症対策

暑さ対策のサンシェード

空調が使えるとはいえ、車内の暑さ対策は必要です。サンシェードを活用するほか、寝具用に冷感シートを用意したり、可能なら日陰に駐車するとよいでしょう。断熱できるシートを車内に貼ることも有効です。

また、後述する網戸を準備したり、小型の扇風機を準備すると、風通しを確保できます。

寒さ・低体温症対策の衣類は圧縮袋へ

寒さ対策には、寝具や衣類、使い捨てカイロなどを常備しておきます。

寝具は、寝袋や毛布などを普段から車に積んでおき、スペースがある場合はマットレスなどを用意しておくといいですね。衣類は圧縮袋に入れて保管しておけば場所も取りません。

虫対策に低コストな手作り網戸

車中泊用の簡易手作り網戸

暖かい季節は防虫対策も必要です。

車用の防虫ネットを購入してもいいですが、手作りの網戸なら低コストで準備できます。

準備するものは、ホームセンターや100円ショップで手に入る「防虫ネット」と「マグネット(シートタイプが使いやすい)」です。

防虫ネットを窓枠に合わせ少し大きめに切り、マグネットで車に固定します。挟み込めるところは、ドアに挟むと簡単です。マグネットとネットを接着剤やホッチキスなどで止めておいてもよいでしょう。

ポータブルバッテリーがあれば電源・照明も

ポータブルバッテリー

アウトドア用のポータブルバッテリーがあると、電源の確保に便利です。また夜間、車内を照らす照明も用意しておくと避難生活が快適になります。

ポータブル電源の容量の目安としては以下の通りです。スマートフォンの充電だけなら、大きな容量は必要ありません。

67200mAh/240Whスマートフォン(18W)約13 回
5Wライト約21時間
112200mAh/400Whスマートフォン(18W)約22回
5Wライト約35時間
191400mAh/708Whスマートフォン(18W)約40回
電気毛布約10時間
5Wライト約58時間
278400mAh/1002Whスマートフォン(18W)約54回
電気毛布約13時間
426300mAh/1534.68Whスマートフォン(18W)約74回
5Wライト約105時間
車載冷蔵庫は約90時間
Jackery(ジャクリ)公式サイトより引用

エコノミークラス症候群対策に弾性ストッキング

エコノミークラス症候群の対策には「医療用の着圧ストッキング(弾性ストッキング)」が有効です。

以下のようなものです。就寝時には使用しないなど使用方法を誤ると危険ですので使用に当たっては説明書等を必ずお読みください。

着圧ソックスのMediQttO | メディキュット公式サイトより引用

場所も取らないものなので、車内が完全にフルフラットにならない場合は、家族の人数分車に備えておくと安心です。

水や食料など基本的な準備も忘れずに

重いものも持ち運べるのが車のメリット。水や食料など基本的な防災備品も車に積んでおきましょう。

あると便利な養生テープや段ボール

養生テープや新聞紙、段ボールなども何かと活用できて便利です。

目隠しや断熱にも使えますし、段ボールベッドなどを作ることもできます。

段ボールベッド作り方

参考記事 >>段ボールベッドの作り方(2Lペットボトル箱の場合)

被災地では支援物資が入っていた段ボールなどを調達しやすいので、活用方法を覚えておくと役立ちますよ。

個々の状況に合わせた準備を

雪国であればスコップも必要になるでしょうし、お子さまやペットがいる家庭では追加で準備が必要なものもあるでしょう。

これまでに紹介してきた準備物以外にも、それぞれの状況に合わせて必要なものを備えておきましょう。

避難訓練をしておこう

アウトドアで楽しみながら防災

レジャーの車中泊

車中泊の経験がない方からすれば、車で生活することはなかなかイメージできないかもしれません。

その場合は、レジャーも兼ねて車中泊を体験してみるとよいかと思います。(時間が取れなければ、自宅のガレージでも可)
家族で楽しみながら防災について学ぶことができますし、実際車中泊をする時に何が必要なのかもわかります。

「車中泊 旅」「バンライフ」「カーネル」(車中泊専門誌)などといったキーワードで検索すると、参考になる事例がたくさん見つかりますよ。

自治体などの避難訓練

自治体やNPOなどが、車中泊避難の訓練を実施していることがあります。お近くでそういった訓練があれば、参加してみましょう。

車中泊避難は仮設トイレや給水施設が必須なため、自治体が避難所として設置することが重要ですので、自治体に車中泊避難所の設置の必要性を要望していくことも重要です。

参加することでより災害時のイメージをすることができますし、お住まいの自治体での情報を得ることができます。

参考記事
>> 令和3年度 いの町車中泊避難所受入れ訓練 -開催レポート
>> 九州防災パートナーズ主催「車中泊避難」実証実験 -開催レポート

車中泊避難の注意点

車中泊避難をする際には、いくつか注意点があります。事前に知っておいて、いざという時に困らないようにしておきましょう。

エコノミークラス症候群の予防

車中泊避難で最も気を付けるべきなのは、エコノミークラス症候群の予防です。

エコノミークラス症候群になると、長時間同じ姿勢でいることで血流が悪くなり、血のかたまりができてつまることで、激しい痛みを引き起こしたり、肺の血管を詰まらせ胸痛や息切れを引き起こしたりします。最悪の場合、死に至ることもある病気です。

とはいえ、簡単なケアで予防することが可能ですので、エコノミークラス症候群にならないために下記の対策を実施しましょう。

寝床はフラットに

エコノミークラス症候群は、長時間同じ姿勢でいると発症しやすくなります。そのため、車内ではゆったりと足を伸ばして寝られるように工夫しましょう。

フラットな寝床作りはとても大切です。面倒がって座席をそのままにして寝ることはせず、しっかりフルフラットな状態を作ってください。

足を下げた状態で長時間過ごす(寝る)ことは危険です。

必要であれば、寝床の凹凸を埋め、荷物などは湿気対策をした上で車外に出しておきましょう。

水分補給をしっかりと

血液がドロドロになるとエコノミークラス症候群のリスクが高まります。

特に高齢者はトイレの回数を増やしたくないがために、水分を控えがちです。そうでなくても、災害時は仮設トイレに抵抗があり、あまりトイレに行きたくないこともあるかもしれません。

しかし、水分不足はエコノミー症候群だけでなく、脱水症状、熱中症などの危険も高めます。非常時だからこそ、意識的に水分をとるように心がけましょう。ご家族に高齢者やお子さまがいる場合、しっかり水を飲ませてあげるよう気にかけてあげてください。

適度に体を動かそう

適度な運動や、マッサージもエコノミークラス症候群の対策に有効です。

定期的に歩いたり、体操をしたりして血行を良くしましょう。ふくらはぎなどをマッサージすることも予防効果があります。

エコノミークラス症候群の予防
厚生労働省より引用

弾性ストッキングの活用

医療用の弾性(着圧)ストッキングも予防効果があります。かさばるものではないので、車に常備しておくとよいでしょう。

換気をしっかり、積雪にも注意

車は気密性が高いため、こまめな換気を心がけましょう。

外気取り込みモードで風量を増やすと、約3分ほどで空気が入れ替わります。エアコンをつけない場合でも、網戸などをつけ少しでも窓を開けておくようにしましょう。車内で過ごす人数が多いときは特に気を付けてください。

血中酸素濃度が低下すると、エコノミークラス症候群のリスクも高まります。

また、積雪のある地域・季節では、マフラーまわりに雪が積もると排気ガスが車内に充満し、一酸化炭素中毒の危険があります。積雪がある場所では危険ですので、建物の避難所を利用することも考えましょう。

駐車スペースは安全か

車中泊避難をする場合は、駐車する場所が安全かどうかも確認します。

浸水しない場所か、地盤が緩くないか、建物倒壊に巻き込まれないか。自治体が準備した避難所で、避難するのがおすすめです。

こまめな燃料の補給を

レジャーにおける車中泊では、停車時はエンジンOFFにすることがマナーです。
しかし、災害時では必要に応じてカーエアコンを使うこともあります。また、エンジンをかければラジオでの情報収集や携帯電話の充電ができます。

災害時は燃料の補給もままならない状況が予想されるため、普段から非常時に備えて燃料を補給しておくことが大切です。

全国石油商業組合連合会および47都道府県石油組合では、常に車のガソリンを満タンにしておくことが推奨されています。普段から、燃料をこまめに補給するよう習慣づけましょう。

車中泊避難に向いている車種

それでは最後に、車中泊に向いている車を紹介します。

フルフラットになる車が最適

基本的にはフルフラットになる車種がベストですが、工夫によってはフラットな状態を作ることもできます。

また、車種によっては市販のベッドキットを活用することで、就寝人数を増やしたり、快適な寝床を作ったりすることができます。家族が多い方は、こういった製品の活用も検討してみましょう。

ご自身が使っている車なら、どんな風に平らな寝床を作るといいか、イメージしながら読んでみてくださいね。

車のボディタイプ別の特徴

ボディタイプ別の特徴は、トヨタ自動車株式会社が発行する「車中泊ヘルプBOOK」を参考にさせていただきました。

より詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご覧ください。
>> トヨタ災害復旧支援 TDRS:Toyota Disaster Recovery Support

セダンタイプの特徴

セダン

基本的には2列シートとトランクスペースで構成されているため、フルフラットにするのは難しいです。前席をリクライニングして、足元を荷物などで高さを出して使うやり方もありますが、エコノミークラス症候群のリスクが高まるため、おすすめはできません。

しかし、中には後席とトランクスペースが一体化する車種もあります。

ステーションワゴンタイプの特徴

ステーションワゴン

ステーションワゴンタイプは、ラゲッジスペースの奥行きがあるため、こちらを寝床として活用できます。車内の高さはそれほどありません。

ミニバンタイプの特徴

ミニバン

ボディサイズが大きく、シートアレンジが豊富なため、家族連れなど大人数での車中泊にも対応できます。

コンパクトカータイプの特徴

コンパクトカー

後席を倒し、ラゲッジスペースと一体化させられる車種も多いですが、スペースが狭く大人には窮屈です。体格のいい方ならなおさらでしょう。

セダンタイプと同じく、前席をリクライニングして足元の高さをあげる方が、快適に過ごすことができそうです。

SUVタイプの特徴

SUV

ボディサイズは大きいですが、車内はそれほど広くありません。車種によっては後席を倒し、ラゲッジスペースを広く活用できるものも。

少人数なら車中泊可能なタイプもあります。

軽自動車タイプの特徴

軽自動車

工夫しても大人2人が寝られる程度の広さです。

シートをすべて倒せるタイプであれば、ほぼフルフラットな状態を作れる車種も。ただ、背が高い方は窮屈に感じそうです。

商用車・バンタイプの特徴

バン

バンタイプは荷室が広いのが特徴。軽バンでも後席とラゲッジスペースだけで十分な広さを確保できます。

ただ、シートが固い車種もあるため、クッション性のある寝具の準備は必須です。

まとめ

車中泊避難は、プライバシー・防犯面でも安心でき、配慮が必要な方も個々の状況に合わせた避難生活ができる一方で、エコノミークラス症候群のリスク対策が重要なことを紹介してきました。また、車中泊避難をする際に準備しておくと役立つものや、実際に避難生活を送る上での注意点、車中泊に向いている車についても紹介しました。

この記事を読んで、車中泊避難のイメージが具体的になったでしょうか?

ぜひ、みなさんも日ごろの備えの見直しや、車中泊避難の体験をして、有事の際に備えていただければと思います。

車中泊避難についての講演研修

さんすい防災研究所では、車中泊避難所受け入れ訓練についての講演・研修を承っています。ゲーム形式で学べる「車中泊避難所設置・運営ワーク」も用意しており、ワークショップ形式や模擬訓練での研修にも対応可能です。

車中泊避難については令和2年に提言書を内閣府(防災担当)に提出。全国初となる車中泊に特化した避難所運営訓練(民間団体主催)を2回実施。この取り組みは内閣府の「新型コロナウィルス感染症対策に配慮した避難所開設運営・運営訓練ガイドライン」に事例紹介され、内閣官房「国土強靭化民間の取組事例集」などにも取り上げられるなど車中泊避難のパイオニアとして取り組みを続けてきました。

令和4年には高知県いの町が自治体としては全国初となる臨時情報を想定した車中泊避難所受入訓練を実施し、これに全面協力しました。令和4年度も複数の自治体(県)からも研修やアドバイザーの打診をいただいています。

車中泊=危険のイメージが先行していますが、自己責任で放置しているから危険なのであって、自治体が避難所として受け入れ条件やルールを設置すればリスク軽減は可能で、体育館避難所とのリスク比較をすることも重要です。特に南海トラフ地震の臨時情報対象地域では車中泊避難所の設置は避けて通れない課題です。(沿岸部の住民は車に荷物を満載して避難してくる)

多様な経験で培われた現場力とバランス感覚は、多くの研修や委員長職に結実し高い評価をいただいています。

これまで多くの自治体や関係機関から防災研修依頼(年間100本程度)をいただき、高齢受講生からも「専門用語や横文字がが少なくわかりやすい」、「現場体験に基づく話で説得力がある」(23の災害での現場支援)という評価をいただいております。

まずは、お気軽にご相談ください。

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